(2023年度より)
保育園の給食について心掛けていることをご紹介したいと思います。1年間子どもたちのために、愛情はもちろんのこと安全で安心して食べられるように配慮していきたいと思います。給食のことで質問や悩みなどございましたら、職員にお声がけください。
よりおいしい給食を作るために、旬の食材を積極的に使用しています。野菜・果物・魚介類は旬のものほど味が良く、その時期に人間が必要な栄養素をたっぷり含んでいます。季節感を大切にした献立作りを心掛けています。
昆布・かつお節・煮干を料理によって使い分けてだし汁を作っています。自然の食材からとっただしは優しい味です。大人にとっては少し物足りないと思う味かもしれませんが、食材の味を活かした料理に仕上げています。他に、コンソメ(無添加)も使用します。
日本の味を知ってもらう為に和食や魚料理を中心とした献立作りをしています。保育園で出る魚は、食べやすくなるように骨を取り除いてもらいます。また、パサパサする魚や食べにくい魚は、調理法を工夫し、とろみをつけたり大根おろし煮にしたり、食べやすくなるよう工夫しています。
昔ならではの伝統がある行事食や地域の郷土食、日本以外の国の料理やおやつなどを知る機会を作り興味や関心を広げていけるようにしています。毎月郷土食・国際食・行事食などを提供しています。
保育参加の日に、給食の試食をご用意しています。一口ずつではありますがこの機会に、子どもたちが毎日食べている給食の味を知っていただけたらと思います。
医療機関による食物アレルギーの指示書に基づいて除去・代替え食の提供等を行っています。誤食がないよう個別のトレーやピンクの食器を使用するなどの対応を行っています。
保育園の給食では、子どもたちに安全な給食を提供するために、衛生面を徹底しています。
①新鮮な食材を使用し、冷蔵庫に入れて保健所の指導を元に適正な温度管理を行っています。
②給食室では爪の中や手をしっかり洗ったあとは、アルコールで消毒しています。
③果物は流水で十分に洗浄してから使用し、その他の食材は十分火を通し、調理中に中心温度の測定を行っています。
●ノロウィルス/85~90℃以上で90秒以上の加熱で菌は死滅します。
●カンピロバクター/食肉は中心部分を75℃以上で1分以上加熱で菌は死滅します。
●O-157/75℃以上で、1分以上の加熱で菌は死滅します。
④使用する子どもの食器・食具・調理器具は洗浄・殺菌を行っています。